実は違う?レイヤーカットと段カットの本当の意味をプロが解説

美容室でよく聞く「レイヤーカット」と「段カット」。 なんとなく同じものだと思っている方も多いですが、実はそれぞれにちゃんとした違いがあります。
レイヤーカットとは?
レイヤーカットは、髪の表面(上の方)に短い毛を作ることで、全体に軽さや動きを出すカット方法。 特に、毛先が重たくなりがちなミディアム〜ロングヘアに入れると、ふわっとした動きが出やすくなります。
段カットとは?
「段カット」という言葉は、髪の長さに高低差(段)をつけるカット全般を指すことが多いです。 つまり、レイヤーも段カットの一種ではありますが、「段」という言葉はより広く、ぼんやりした表現とも言えます。
結論:意味は近いけど“ニュアンス”が違う
✔ レイヤーカット → 専門的で具体的な技法名(軽さ・動き)
✔ 段カット → 日常的な表現、または“なんとなく”のオーダーで使われることが多い
オーダー時はどう伝える?
美容室では「軽くしたい」「動きを出したい」といった目的をしっかり伝えることが大切です。 そのうえで「レイヤーを入れたい」と伝えると、よりスタイルの共有がスムーズになります。
言葉は似ていても、伝え方で仕上がりは大きく変わります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
