海やBBQで紫外線を浴びた髪の毛のケア方法!

海やプール後の髪がパサつく原因と正しいケア方法とは?
海やプールの後に髪がパサパサになる理由と対処法をプロが解説!
目次
海・プールで髪がパサつく3つの理由
1. 紫外線ダメージ
夏の紫外線は肌だけでなく髪にも大敵。キューティクルが壊れ、水分やたんぱく質が流出しやすくなります。髪がごわつく、パサパサになる原因のひとつです。
2. 海水や塩素の影響
海水には塩分が、プールには塩素が含まれており、髪のpHバランスを崩し、タンパク質変性や乾燥を引き起こします。特にカラーやパーマ毛はダメージを受けやすく注意が必要です。
3. 髪の濡れた状態+摩擦
濡れた髪はとても傷つきやすい状態。遊泳中やタオルドライ時の摩擦でキューティクルがはがれ、パサパサ・ゴワゴワにつながります。
実は深刻?髪の内部で起こるダメージ
紫外線や海水・塩素にさらされると、髪の内側では「CMC(細胞膜複合体)」や「コルテックス層」がダメージを受け、まとまりやツヤが失われます。
・表面はバサバサ
・指通りが悪い
・カラーの退色が早くなる
といった症状が見られたら、内部ダメージが進行している可能性大です。
遊ぶ前にできる予防ケア
1. UVカットスプレー
顔や肌用だけでなく、髪用UVスプレーを事前に使用することでダメージを軽減できます。スプレータイプなら水際でも使いやすく便利。
2. 洗い流さないトリートメント
出かける前にオイルやミルクタイプのトリートメントをなじませると、塩分や塩素の刺激から髪を守れます。
3. 髪をまとめて物理的ダメージを防ぐ
濡れた状態でバサバサ泳ぐのはNG。お団子や三つ編みで髪をまとめて、水中での摩擦を抑えましょう。
海・プール後の正しいケア方法
1. まずは真水でしっかりすすぐ
海水や塩素をできるだけ早く落とすのが基本。シャワーがない場合は、ペットボトルの水でもOK。
2. 洗浄力が強すぎないシャンプーを使う
アミノ酸系や弱酸性のシャンプーでやさしく洗いましょう。ごわつきが気になるときは、2度洗いも◎。
3. 補修型トリートメントでケア
毛先までしっかり浸透させる補修成分入りのトリートメントを使用。内部補修系(ケラチン・セラミド)配合がベスト。
4. ドライヤーでしっかり乾かす
自然乾燥はNG!濡れたまま放置するとダメージが進行します。低温でゆっくり乾かすと艶も出やすくなります。
パサつきを抑えるおすすめアイテム
- ナプラ N. ポリッシュオイル:髪の表面をしっかりコーティングしてUVから守る
- ミルボン エルジューダ:補修しながらベタつかずに質感調整
- ラサーナ 海藻ヘアミスト:スプレーで簡単ケア、持ち運びに◎
