アップバングの作り方|爽やかに見せるセット完全解説

コラム
アップバングの作り方|爽やかに見せるセット完全解説



アップバングの作り方完全解説メンズ版

アップバングの作り方|爽やかに見せるセット完全解説

目次

アップバングとは?爽やかに見える理由

アップバングとは、前髪を上げて額を見せるメンズヘアスタイルのことです。前髪を持ち上げることで顔全体が明るく見え、清潔感や爽やかさ、そして大人っぽさを演出しやすくなります。ビジネスシーンでもプライベートでも好印象を与えやすいため、男性の定番ヘアとして人気が高いスタイルです。

特に、髪型で第一印象を良くしたい方にとって、アップバングは非常に相性のよい選択肢です。前髪を下ろしたスタイルはやわらかい雰囲気を出せる一方で、顔まわりが重く見えたり、幼く見えたりすることがあります。対してアップバングは、顔の輪郭や表情が見えやすくなるため、活発で誠実な印象につながりやすいのが特徴です。

また、アップバングは単に前髪を上げるだけの髪型ではありません。根元の立ち上がり、トップの高さ、サイドの収まり、毛先の流れなどを整えることで、同じアップバングでも印象は大きく変わります。ナチュラルに仕上げればやさしい雰囲気に、タイトに整えればスマートで都会的な印象になります。そのため、自分の髪質や顔立ちに合わせて作り方を理解することが大切です。

アップバングのメリット

アップバングの最大のメリットは、やはり清潔感です。額が見えることで顔全体に抜け感が生まれ、重たさが軽減されます。特に就職活動、営業職、接客業、初対面の場などでは、明るくハキハキした印象を与えやすくなります。

次に、顔をシャープに見せやすい点も大きなメリットです。丸顔の方は前髪を上げることで縦のラインが強調され、すっきりした印象に近づきます。面長の方でも上げ方を調整し、横のボリュームを少し意識することでバランスよく仕上げられます。顔型に合わせて微調整しやすいのもアップバングの魅力です。

さらに、スタイリングの幅が広いのも見逃せません。ナチュラル系、ビジネス系、韓国風、束感重視、ウェット仕上げなど、同じアップバングでも見せ方はさまざまです。前髪を上げる角度や流す方向を変えるだけでも雰囲気が変わるため、日によって印象をコントロールしやすいヘアスタイルといえます。

セット前に用意したい道具

アップバングをきれいに作るには、事前準備がとても重要です。まず必要なのがドライヤーです。アップバングは、スタイリング剤だけで無理やり形を作るよりも、ドライヤーで土台を整えることが成功の鍵になります。前髪の根元を立ち上げる工程がうまくいけば、その後のセットはかなり楽になります。

次に用意したいのがワックス、またはジェルです。ふんわり自然に仕上げたい場合はファイバー系やライトハード系のワックス、かっちりキープしたい場合はジェルやグリースが向いています。初心者で迷うなら、まずは伸びがよくベタつきすぎないハードワックスから始めると扱いやすいです。

さらに、ヘアアイロンがあると完成度が上がります。特に直毛で前髪が落ちやすい方は、軽く根元や毛先にクセをつけることで、自然な立ち上がりや流れを作りやすくなります。ほかにも、霧吹き、ヘアスプレー、細めのコームがあると便利です。セットは道具の数よりも、役割を理解して使うことが大切です。

アップバングの作り方手順

1. 髪を軽く濡らしてリセットする

朝の寝ぐせがついたままでは、きれいなアップバングは作れません。まずは前髪とトップを中心にしっかり濡らし、髪のクセをいったんリセットしましょう。表面だけでなく根元まで水分をなじませることが大切です。特に前髪の生えグセが強い方は、中途半端に濡らすと逆に扱いづらくなるため注意が必要です。

2. 前髪の根元を起こしながらドライする

アップバング成功の最重要ポイントがここです。前髪を上げたい方向とは逆から風を当てて根元をほぐし、そのあと上げたい方向へ流しながら乾かします。例えば右に流したいなら、最初に左方向から風を入れてクセを壊し、次に右上へ持ち上げるように乾かします。この工程によって、自然な立ち上がりが生まれます。

3. トップに軽く高さを出す

前髪だけが上がっていても、トップがつぶれていると全体が不自然に見えます。トップの根元にもドライヤーを当て、軽く空気を含ませるように立ち上げましょう。ただし、ボリュームを出しすぎると古い印象になったり、やりすぎ感が出たりするため、自然な高さを意識することが大切です。

4. スタイリング剤を手のひら全体に広げる

ワックスやジェルは、いきなり前髪につけるのではなく、手のひらと指の間までしっかり伸ばしてから使います。量の目安はショートなら小豆1〜2粒、ミディアムならやや多めです。つけすぎるとベタつきや束の偏りが出るため、少量から調整するのが基本です。

5. 前髪以外からなじませる

最初にトップや後頭部、サイドなど前髪以外の部分になじませ、そのあと手に残った少量で前髪を整えるのがコツです。前髪に最初から多くつけると、重さで落ちやすくなり、不自然なテカリも出やすくなります。アップバングは軽さが大切なので、前髪には必要最小限だけなじませる意識を持ちましょう。

6. 前髪を持ち上げて毛流れを整える

指先を使って前髪の根元を起こし、毛先はやや後ろまたは斜め横へ逃がすように整えます。真上に立てるだけでは不自然に見えやすいため、少し流れをつけるのがポイントです。自然なアップバングは、ただ上がっているだけではなく、顔まわりに動きがあることで爽やかに見えます。

7. 必要に応じてスプレーで固定する

風や湿気で崩れやすい方は、最後にハードスプレーを使ってキープ力を高めましょう。スプレーは近すぎると一部分だけ固まってしまうため、少し離して全体にふわっとかけるのがコツです。前髪の根元と表面に軽く吹きかけることで、立ち上がりを長時間保ちやすくなります。

失敗しないドライヤーのコツ

アップバングがうまくいかない原因の多くは、スタイリング剤ではなくドライ工程にあります。髪型は乾かし方で7割決まるといわれるほど、ドライヤーの使い方は重要です。まず意識したいのは、毛先ではなく根元に風を当てることです。前髪を上げたいなら、根元が上向きになるように乾かす必要があります。

また、温風だけで終わらせないことも大切です。形ができたら最後に冷風を当てることで、髪の形が固定されやすくなります。特に前髪は落ちやすいため、持ち上げた状態で冷風を当てると持続力が変わってきます。時間がない朝でも、このひと手間が仕上がりを左右します。

さらに、生えグセが強い方は、一方向だけで乾かさず逆方向から風を当てるのが効果的です。クセは一度壊してから形を作ると整えやすくなります。アップバングは気合いで押し上げるのではなく、髪の流れをコントロールして作るスタイルだと考えると失敗しにくくなります。

ワックス・ジェルの付け方

アップバングに使うスタイリング剤は、仕上がりイメージによって選ぶのが基本です。自然な束感と軽さを出したい場合はワックス、濡れ感と強いキープ力が欲しい場合はジェルやグリースが向いています。就活やビジネスなら清潔感重視でツヤ控えめ、休日なら少し動きのあるラフな仕上がりでもおしゃれに見せやすいです。

ワックスは、髪全体に均一になじませることが大切です。一か所だけに固まると、前髪がペタッとつぶれてしまいます。全体になじませたあと、指先で前髪をつまみながら立ち上がりや束感を作るとバランスが整います。ジェルの場合は固まるのが早いため、つけたら素早く形を決める意識が必要です。

また、アップバングではサイドの処理も重要です。前髪ばかりに気を取られると、横が膨らんでシルエットが崩れがちです。耳まわりやハチ周りを手ぐしで抑え、前から見たときに縦長のきれいなフォルムになるよう整えましょう。前髪・トップ・サイドのバランスが整うことで、完成度の高いアップバングになります。

髪の長さ別のアップバングの作り方

ショートヘアの場合

ショートヘアは最もアップバングを作りやすい長さです。前髪が短めなら軽く上げるだけで清潔感が出やすく、初心者にも向いています。ドライヤーで根元を立ち上げたら、少量のワックスをなじませ、毛先を散らすように整えるだけで十分形になります。爽やかさを重視したい方には特におすすめです。

ミディアムヘアの場合

ミディアムは前髪の長さがある分、色気や大人っぽさを出しやすい一方で、落ちやすさもあります。そのため、ドライでしっかり土台を作り、必要ならアイロンで根元や毛先に軽くクセをつけるのが効果的です。前髪を全部上げるより、少し流して額を見せるスタイルにすると自然に仕上がります。

くせ毛の場合

くせ毛の方は、その動きを活かしたアップバングが似合いやすいです。無理に真っ直ぐにしようとすると不自然になるため、毛流れやカール感を活かしながら整えるのがコツです。広がりやすい場合はオイルやグリースを少量混ぜて、まとまりとツヤを出すと扱いやすくなります。

直毛の場合

直毛は清潔感が出やすい反面、前髪が落ちやすい傾向があります。アップバングにするなら、ドライヤーで逆方向からクセづけし、必要に応じてアイロンで軽くカーブをつけるのがおすすめです。根元が立ち上がる土台さえ作れれば、直毛でもきれいなアップバングは十分可能です。

よくある失敗と対策

アップバングでよくある失敗のひとつが、前髪がすぐ落ちてしまうことです。これは、髪が十分に乾いていない、根元が立ち上がっていない、スタイリング剤が重すぎる、といった原因が考えられます。まずは乾かし方を見直し、根元を起こす意識を強めるだけでも改善しやすくなります。

次に多いのが、ガチガチに固まりすぎて不自然になるケースです。清潔感を出そうとしてジェルやスプレーを使いすぎると、かえって古い印象や威圧感が出ることがあります。爽やかに見せたいなら、適度なやわらかさを残すのがポイントです。作り込みすぎない自然さが、今っぽいアップバングには欠かせません。

さらに、前髪だけが目立ちすぎるのも失敗例です。アップバングは全体のシルエットで完成します。トップに少し高さを出しつつ、サイドを抑えて、前から見たときにひし形や縦長のシルエットを意識すると、顔全体がバランスよく見えます。

美容室でのオーダー方法

アップバングにしたい場合は、美容室でのカットオーダーも重要です。セットだけでどうにかしようとしても、前髪が重すぎたり、トップがつぶれやすかったりすると再現性が下がります。そのため、「前髪を上げやすい長さにしたい」「サイドは膨らみにくくしたい」「トップは少し動きが出るようにしたい」と具体的に伝えるのがおすすめです。

写真を見せながら相談するのも効果的です。ただし、モデルの髪質や骨格と完全に同じにはならないため、「この雰囲気に近づけたい」と伝えるほうが失敗しにくくなります。特に初心者の方は、セットが苦手なこともあわせて伝えると、自宅でも再現しやすいよう調整してもらいやすくなります。

また、アップバングはカットとセットの両方で完成する髪型です。美容室で仕上げてもらった際に、ドライヤーの当て方やスタイリング剤の量も聞いておくと、自宅での再現度が大きく上がります。

まとめ

アップバングの作り方で最も大切なのは、前髪をただ上げることではなく、ドライヤーで根元を立ち上げ、全体のシルエットを整えながら自然に仕上げることです。爽やかに見せるためには、重すぎない前髪、トップの程よい高さ、サイドの収まり、この3つのバランスが欠かせません。

初心者の方は、まず髪をしっかり濡らしてクセをリセットし、ドライヤーで土台を作るところから始めてみてください。そのうえで、少量のワックスやジェルを使い、前髪に軽さと流れを出せば、清潔感のあるアップバングに近づけます。セットが安定してくると、朝のスタイリング時間も短くなり、毎日の印象づくりがぐっと楽になります。

アップバングは、学生から社会人まで幅広く取り入れやすい万能ヘアです。好印象を狙いたい方、垢抜けたい方、顔まわりをすっきり見せたい方は、ぜひ今回のポイントを意識して、自分に合ったアップバングスタイルを作ってみてください。